ひなぎく心理ルームでは臨床心理学の立場から、いろいろな心の「悩み」や「葛藤」、「違和感」などに対してお話を充分にお聴きし、共に見つめ、整理しながらカウンセリングを進めていきます。
2018年を振り返る

特に振り返らなくてもいいのですが(笑)、少し振り返り自身をねぎらいたいと思います。

先のアップでもお知らせしているところですが、

本年はふたつの認定を取得することができました。

 

ひとつは、日本精神分析学会認定心理療法士、

もうひとつは、公認心理師です。

公認心理師はようやく誕生した心理職の国家資格です。

第1回目の試験での取得となりました。

(厳密には公認心理師の登録申請中で登録証が届けば取得となります)

喜ばしいことです。

 

そして、それにも増して喜ばしいのが、

日本精神分析学会認定心理療法士の認定を得られたことです。

医師が取得した場合は認定精神療法医との名称となり、

これらの上位資格のスーパーバイザー認定を合わせても、

毎年の新規取得者は10名未満です。

5年ごとの更新で、ご事情か(個人的には残念に思います)更新されない先生もおられるので、認定者の総数増加はさらに少数となります。

 

精神分析を学ぶ師に学ぶことは20代から行ってきた私ですが、

二人目の師からの個人分析を受け開眼し、日本精神分析学会に入会してからは実はまだ6年半です。学会に入会した時点から認定を念頭においての研鑽でした。

6年半は長いようですが、おそらく短期間での認定取得ではないかと思います。

それ程に、それなりの達成課題があるということで、

その道のりは希望通りに行くことも行かないことも様々でした。

 

そしてこの道のりが示すものは、歩みを進めるのは紛れもなく私なのですが、

そこには大きな支えがあるということです。

精神分析的心理臨床そのものの魅力も大きな支えであることがまずもってですが、

それと同じく、学びの内容、学びを授けてくださる尊敬できる師の存在そのものが大きな支えと言えます。

そして、公私ともに愛情で繋がる人たちの支えがあることで歩みが進められることです。

独りでは何も成し得ないことを痛感した一年でした。

 

今までの年にはないほど、丁寧に日々を過ごした一年でもありました。

この流れを維持したいとの思いが強くあるところです。

 

話は変わりますが、

今日の午前中に2か所、お買い物に出かけたのですが、すごい人でした。

いつになく真剣な表情で買い物に取り組む女性たち、クリスマス、お正月、

きりのない買い物にうまく切をつけながらいいものをゲットせねばという所でしょうか。

お手伝い参加のお父様方はどこに立っていたらいいのか戸惑うように、女性たちの流れの中でくるくる回っておられました。(笑)

私のお買い物のウキウキの頂点はクリスマス気分を盛り立てるお花と、お正月用の千両のいいものに出会ったことでした。千両はいいものだと1か月近く実をたわわにしたままその姿を維持してくれます。

 

また話は変わりますが、

私の自宅とオフィス双方に、「GRID」の表と「精神分析実践での二つの方法」の資料が硬質ファイルに入れられてあります。それをおもむろに手に取って眺めます。ワクワクします。(笑)

 

振り返りから未来に向かってワクワクすること、今日、わくわくしたことをふたつ記して終わりにします。

私が書いているものなので、私の好き勝手でいいのですが、のびのび記載悪しからずです。

 

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

それでは、皆さまもどうぞお元気で、良いお年をお迎えくださいませ。

 

| 私の歩み | 14:27 | comments(0) | trackbacks(0)
冬季休暇のお知らせ2018~2019

 

2018年12月~2019年1月にかけての冬季休暇は、

12月25日(火)〜1月7日(月)までの約2週間です。

 

来室されている方には10月にお伝えしているところですが、

当ルームは本年より、夏季および冬季休暇を約2週間とすることにいたしました。

現時点で、最良だと私が考ることを実行できるのが、個人開業の強みですが、

休暇期間に関してもそのようなことです。

 

今年は外勤を無くし、開業のさらなる充実をはかる初めの一歩となりました。

来年度は、開業のみの方向でいくか、週に1日か半日程度の外勤を入れるかなど、

今後をしっかり見極める年度になればと考えています。

つまりは、来年度も開業のみで形を作っていく予定です。

 

伸びていく方向に縁があり、伸びていくものだという実感は、

今までの私の人生の節目には感じられてきたことでした。

自身の希望が叶わないという痛い体験は数知れずの私ですが、

「災い転じて福となす」といえるほどの転機もあり、

自身のこころがどの位置にあるのかということが、本当に重要なんだと想います。

 

なので、私は私の生業に大きな意義を感じています。

 

今後とも、ひなぎく心理ルームをどうぞよろしくお願い申し上げます。

〆のような文言が飛び出ましたが、冬季休暇のお知らせでした。

 

皆さまにおかれましても、お身体、大切になさってください。

 

| ひなぎくのこと | 10:58 | comments(0) | trackbacks(0)
公認心理師

本年、第1回公認心理師試験が9月9日に行われ、11月30日に結果発表がありました。

私的には、特に医療現場で心理職も国家資格保持者になることがよいと考えてきましたので、

公認心理師の誕生を喜ばしく思っています。

 

第1回目の試験ゆえ、どのような出題方法(傾向)であるのか、配点は等、

分からないことだらけでしたが、だからこその有利もあるのではとの淡い期待と、

学会関連の研鑽ごとが優先で試験勉強もままならない中になるので、

不合格やむなしとの思いのもと、どのような試験かとの実地として足を運びました。

 

結果発表まで3カ月弱、その間に配点などについても協議されたのだろうと想像しています。

問題によっては正答が複数になるという事態もあり、

そのことは解答傾向から改めて協議されたのだろうと思います。

それらの問題は、確かに私も時間を取られ悩み、印象にのこっていたものでした。

午前・午後に2時間づつ、計4時間の試験で154問が出題されました。

配点は事例問題が3点でその他は1点、難易度の高い問題は加点したそうです。

230点満点で138点(6割)以上が合格とのこと、

配点には一定割合の合格者を生むことの意図があるのだろうと推測します。

個別の結果通知書には何点であったかが記載され、問題の回答も公に示されました。

 

私は1ヵ月に満たない準備期間だったので、何だか配点の恩恵にあずかったように感じ、

達成感は薄いですが、受験者皆に公平なことなので、自身の合格は素直に喜ぶこととします。

 

そして、早速に現実問題に対処しました。

当ルームには、連携してくださっている(精神科)医院が2か所あります。

当ルームにおける連携とは、来室された方に医療的配慮が必要と判断した折に紹介する医院であり、また、医院より、当ルームへの紹介が適切と思われる患者さんをご紹介くださるというものです。

毎年、11月を目処に年に一度のご挨拶を恒例にしています。

今年は公認心理師の結果を見て、12月に入ってからうかがいました。

その折に、公認心理師法第42条第2項に係る主治の医師の指示に関する運用について、

文科省・厚労省から出された運用基準を参照し、その旨、私の方から医師にお伝えし、

現状通りで行くこと、また新たなご紹介については、

ご紹介を医師の指示として読みかえて問題ないことの確認と了承を得ました。

医師からは、何か書かないといけない書面があるかと聞かれ、そのようなものは特になく、

要支援者に不利益が生じないように連携を図ること、

そのために必要な情報を必要に応じて共有することですと、お伝えしました。

当ルームでは、契約書を交わす時点で、守秘義務が明示(明記)されていますが、

同時に命にかかわる事態はこの限りではなく家族や主治医との連携図ることを伝えています。

私は、公認心理師法第42条第2項を、

これまで医師やクライエントとの間で理解・共有されてきた範囲のことだと理解しています。

 

医師からの質問にも反映されているかと思いますが、

それぞれがその専門性を発揮するなかでの、ある種の信頼感があれば、

不必要に仕事が増えることは避けたいのが本音だと思います。

少なくとも私はそうです。

二者関係を重視する、精神分析的な心理療法を提供しているという観点からも、

私の開業臨床ではということですが、見立ての段階から入院を視野に入れないといけない、

つまり医師との連携を過度に密にする必要性が想定される心理療法は開始しません。

 

上記の第42条第2項の運用基準も「適宜見直しを行っていくものとする」との記載があり、

公認心理師と医師の連携もさることながら、臨床心理士や公認心理師の社会での位置づけ等、

流動的な情勢が数年は続くのだろうと思います。

ただ、私が成すべきことははっきりしており、それは臨床心理士や公認心理師認定を持つ心理職として、要支援者に対して質の高い心理療法を提供していく努力を重ねることです。

また、私にとって、最も質が高いと思われる対象関係論を基軸とした精神分析的心理療法の提供を個人開業で行いながら、心理職全般の社会での情勢や、開業臨床と他機関とのより良い連携のあり方へも意識を向け続けたいと考えています。

 

わぁ、随分まじめに力説している私です。

 

公認心理師の誕生は、臨床心理士仲間(公認心理師も登録方向)の今後の進むべき道への迷いを耳にするなかで、個々にとってはデリケートな問題を孕む事態であると感じます。

なので、私もまじめに力説するのかもしれません。

動く情勢の中にあって、動かない私の思いを記すことは、個人開業を営むものとしての動きなのかもと、今、思い至りました。

 

思い至った。終わり。(笑)

 

近くのアップになったかどうか、少しお待たせしたかもしれません。

悪しからずです。

寒気が流れ込んだせいか、私も今日、咳に出会い、何で?と思うところですが、

皆さまにおかれましても、どうぞご自愛くださいませ。

 

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

| ひなぎくのこと | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0)
続・勉学の秋

お待たせ致しました・・・か、どうかは定かではありませんが(笑)、

日本精神分析協会 精神分析インスティテュート福岡支部 主催

「ルディ・ベルモート先生セミナー」参加のご報告申し上げます。

 

講演は「こころの機能と心的変化:ビオンの業績に基づく統合的アプローチ」でした。

そして討論を、松木邦裕先生が勤めてくださいました。

講義内容が臨床実践を軸にまとめられていたので、脳内をフル稼働させて何かを感じとろうとしている私がいるようでした。

そこに記述されることのこころの水準の近似が自身の臨床の中のどこにあるのかと、考えるともなく考えながらいました。

松木先生の討論が始まり、ルディ・ベルモート先生の講義内容をさらに変形して伝えてくださることで、形が見えはじめ、さらなる問いや、私なりの仮説が浮かびはじめます。

「退行」か「転移」か、ベルモート先生は「退行」という視点を軸としたので、長期休暇中の「構造化された15分の電話でのやりとり」がその文脈の中でなされたのではないだろうか、これが松木先生が言われた「転移」を軸とすれば、電話のやり取りはまずもって発生しないだろうと私は思いました。すみません。読み手を広く意識せずに好き勝手な記載悪しからずですが、続けます。

若かりし頃、私がアウトリーチで統合失調症の患者さんと面接をしていた時、机を指で小刻みにトントンたたく彼のリズムに合わせて(ベータ要素の世界)、私は私の膝を自身の手でゆっくりトントンして(赤ちゃんを寝かしつけるトントンのイメージで)非言語的な交流をしていたこと、面接ではない精神障碍者の作業所の空間での交流などに講義内容のある側面についてはイメージが向かいました。そして精神分析の臨床の場面に思いを馳せます。その場でのこころの水準について、治療者側が近似のイメージを共有して語り合うことそのものも本当には、難しいことであるとの思いを改めて感じた次第ですが、その壁を限りなく低くして、そしてまとまりのある問いを私が発見するところまで、松木先生の討論内容と配布資料が導いて下さいました。☟☝⇄空間、自由、無限の中にある言葉にされた内容。かっこいい。

 

こころの言葉にならない水準を扱うということについて、ひとつ私が思うのは、クライエントは自らの意志で構造化された枠の中で自身のこころに取り組むことを開始できる、その能力をすでに備えているという事実であり、それは先の私の交流のあり方とは異なるということです。ここからは、ちょっと広がるので、もうおしまいにします。

 

福岡で開催された講義でしたが、その後、佐賀に足を延ばしました。

17時31分の電車で1時間と少し。

途中、こころ模様は「苦しみ・痛み・かなしみ・よろこび・感謝」と深く変遷しました。

この世界はグリッドでいうならどの世界・・・、別世界?など、不可知な領域に思いを馳せたときでした。

しかしながら実は、この不可知なことにも、私なりの仮説をことばにおとしています。

このことと、精神分析実践はそんなに離れていないとも思っています。

 

長くなりました。

これ以上、迷宮の記載が増殖することは避けなければなりません。

というか、お腹が空きました。(笑) おもしろいなぁ。

ホントに自分というものには手がかかりますね。

 

貴重な講義を受講でき、ルディ・ベルモート先生、松木邦裕先生をはじめ、福岡支部の諸先生方にこころから感謝です。

 

ご精読、ありがとうございました。

 

| 昨今の私 | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0)
勉学の秋

秋です。

10月のセミナーをこころまちにし、そのうちのひとつが過日東京で行われました。

 

それは、日本精神分析協会主催で「ビオンから学ぶ」と題されたものでした。

学び多く、こころが弾みました。

松木邦裕先生が総合司会と『ウィルフレッド・ビオンの人生と業績』の紹介をしてくださり、午前には福本修先生が『ビオンの集団経験再考』と題して、

午後には平井正三先生が『ビオンの思考と関係性の理論』と題して、

藤山直樹先生が『私たちの実践への後期ビオンのインパクト』と題して講義が行われました。

日本でのビオン理解を深める為の知識の宝庫である錚々たる先生方であり、なんとも贅沢なことでした。

 

そして最後に40分程の時間を使って、講師と参加者による全体議論がありました。

4名の先生方が並んでおられる光景の記念写真を頭の中で撮りました。(笑)

学会のシンポジウム等の大会場ではないので、講義の内容以外の様々なことが直に感知され、多くの学び・資料が得られました。

難解と言われるビオンの理論ですが、臨床経験から発現する「問い」が先行してあれば、すっとなじむ内容も多く有るというのが私の実感で、何よりも私自身のこころの軌跡の内容が、そういうことだったのか!!とビオンの理論で理解ができることの多さに、今となっては笑みが零れ、目から鱗が落ち、さらに楽し気にうろこが舞い散るようでもあります。(笑) そう思え、自身のこころの軌跡を資料とし得るのは個人分析の賜物でもあります。

 

楽しく幸せなときでした。

ビオンのグリッドの醍醐味を味わい、その意義を再認識するときともなりました。

私なりの探索ですが、もの思う探索はこの上ない充実感を私に与えてくれます。

諸先生方に感謝です。

 

今週末は、後期ビオンを語る世界的第一人者であるベルギー精神分析協会訓練分析家の

「ルディ・ベルモート先生」のセミナーを受講予定です。

学びの秋を満喫していますとのご報告でした。

 

それでは、これにて失礼します。

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

 

| 昨今の私 | 10:47 | comments(0) | trackbacks(0)
研鑽の意義

始めにお詫びとお断り

お詫びは、2ヵ月もアップが叶わず、ご無沙汰して申し訳ありませんでした。

お断りは、硬いお題ですが、内容は緩い、とのことです。(笑)

 

毎年、5月・6月は忙しく、今年は開業のみ稼働ゆえ、そうでもないかと思いきや、

5月に関しては忙しいことになった次第です。

研鑽がらみでの多忙は充実感がありいいものでした。

 

少し前の朝の連ドラの話になりますが、

有名漫画家に弟子入りを指南された主人公の女の子が「漫画家になる!」と言い、

母親が「そんな競争の世界でやっていけるわけがない」と、娘をたしなめます。

それに対して「漫画の世界は競争の世界じゃない夢の世界や、私は夢の種を手に入れたんや」

と、主人公の女の子は答えます。

また、中村雅俊扮する祖父と父親が、娘が漫画家を目指すことについて話し合います。

賛成の祖父は言います「この年になるとなぁ、先が分かる。先が分からんと言うのは最高に贅沢な気がする。夢は見てるだけで贅沢や」

父親「かなわんでもか?」

祖父「おう、その時間がいい。夢見てる時間だけでももととれるな」というものです。

 

で?、と言われるとなんですが、印象に残りました。

何故印象に残ったか、

お題は「研鑽の意義」ですが、精神分析の研鑽を本格的にはじめ、

歩みを進めるに連れ、感じて来たことを改めて意識する機会になったからのようです。

つまり、研鑽は競争ではないということ。

もちろん、研鑽の意義は「臨床力の向上に尽きる」のは、

私を含む同業者の共通認識であることは言うまでもありません。

と、少なくとも私はそう思っています。

 

そして自分の足元を見れば、人生の折り返し地点はとおに過ぎ、

先が少し見えるようにもなってきています。

暗い話しではないです。(笑)

それでも、精神分析の学びには夢があると言いたいのです。

 

私は心理臨床家なので、精神分析理論は現場での一期一会に照らされます。

臨床を照らすことが、私にとっての研鑽の軸といえます。

あっ、ちょっと硬いか…。

 

これ!と思う、精神分析理論との出会いで、私の人生の歩みが、

少々先が見えていても(笑)夢あるものになり、

研鑽による気づきから臨床知が広がる、その喜びは計り知れません。

ここに夢があります。

幸せなことです。

この度も、肌寒い午前中、お気に入りのストールに身を包み、

幸せな研鑽に励みました。

よって、アップが叶いませんでした。

えっ、最終、言い訳。

はい。

こんなまとまりのあるような無いような、アップとなりましたが悪しからずです。

 

お立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 

| 昨今の私 | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0)
祝14年目の「えっ!?」

私は毎年、今年の桜の色はどんな感じかな…と思いながら開花を待っています。

細かな話ですが、私には毎年違って見えます。

今年のひなぎく心理ルーム近隣の桜は、

昨年に増して柔らかさがあるにもかかわらず、あでやかな桜色だと感じました。

鴨川沿いの桜も例年通り美しかったです。

 

今年は開花が早く、さくらを愛でながらの年度替わりとなりました。

2005年4月5日に開設した「ひなぎく心理ルーム」も、14年目を迎えます。

収入から賃料・広告費などの経費を支払いながら、それでもここまでこれたのは、

経費分せっせと働き補いながら、地道に臨床を重ねたからなのだと思います。

すみません(笑)、いきなり生々しい話となりました。

 

3月のある日、営業電話がかかってきました。

いつものように「お金のかかることは結構です」と伝えます。

いつもこれで終わりなのですが、少し会話になります。

産業領域での心理業務の話なのですが、受付からその心理療法のスタイルまで当ルームのあり方のままでよく、紹介先として登録してもらいたいとのこと。

お金がかかる内容も明言されたので大きな裏はない…、相手からもこちらにいろいろと聞きたいので90分の時間が欲しいという。

つまり相手もこちらを査定すると。

翌日の午前中なら時間をとれると伝え、来れるというので話を聞くことにした。

 

時間通り、ちゃんとした人がやってきた。

若いけれどしっかりされていて、ちゃんとした組織であることが窺える。

説明を聞くこと20分、おおもとの企業の該当サイトを見せてくださる。

 

「このように色々なジャンルがあって、このページに掲載させていただくことになります」

「少し見せてもらっていいですか?」

「どうぞどうぞ」と、アイパッドを手渡してくださいます。

都道府県別に分かれています。

京都…、京都、あった。

 

私、一瞬止まります。

「うん?これ」

「えっ!?」

「これ、うち載ってますよ」

「えっつ!? えっつ!」

何回言っても載っています。

 

「載ってますね、えっ!、ホントですね、申し訳ありません」

「載ってますね(笑)申し訳ないことないですが、そうしてもらうために足を運んでもらったのに撃沈ですね」

「いや、えっ〜、何ででしょう」

(笑)(笑)「こちらが訊きたいです」

「そうですよね、いや、本当に申し訳ありませんでした」

「ちゃんと調べてからご連絡しないといけなかったですし、掲載にあたり何か…」

少し訊きにくそうです。

「いや、何も連絡はないですし、了解を出した覚えもないです。ただ、HPで公に情報を出しているので、あちこちで情報として、例えばマップとか、掲載されることはありますし、このサイトならお金も支払わず載せていただいているのは悪くないのでこのままで」(笑)

「すみませんでした、しっかり報告をあげておきます」

「営業が終わってしまいましたね」

「いや〜」苦笑いが漏れます。

「お時間お取りし、ありがとうございました」

「いえいえ、ごくろうさまでした。お茶もお出しせずでしたね、もしよかったら、ここで過ごすはずだった90分の時間にもあまりがたっぷりありますし、並びの喫茶店でお茶して帰ってください。私は行きませんのでごゆっくりと(笑)」と、コーヒチケットをお渡し、混乱を回復、整理整頓し帰社いただきたいとお見送りしました。

 

ちなみに、京都では3か所が掲載されており、そのうちのひとつは私のよく知るところでした。当ルームと同じく、知らずに掲載されているのか、料金を払っておられるのか…。少なくとも具合の悪いことではないので、ちょっと気になりますが(笑)、余計なことは申しません。

それに、当ルームは何時からかすでに掲載されていたわけですが、だからといってその反応がさしてあるわけではなく、その後、掲載がどうなるのかは知る由もなく(笑)、広報は必要ですが、その反応は地味なものだというのが経験上の実感です。

 

14年目の「えっ!?」、もうひとつ。

 

3月31日(土)、「ジジジジジーーーー」、「えっ!?」

部屋の隅にひっそりとある冷蔵庫がうなりました。

「やばい…」

2005年4月から当ルームに在籍、2004年製のそれはもう10年を優に超える勤労。

 

日曜日をはさみ、4月2日(月)に来室するとそれは、小さな明かりをともしてはいるものの、冷たくはありませんでした。

お仕事を終えられました。

そういえば、2004年からある沸騰ポットも近年、吸い上げるのが、アップアップなご様子。

年度替わりでもあるこの時期、この機に、

ひなぎく心理ルームに何か必要なものは…、と思い巡らせ、

どうしようか思いながら、13年スルーしてきた「ウォシュレット」の参入が決定しました。

今週末に来られます。(笑)

 

3月31日に仕事を終える、何ですか、冷蔵庫とはいえ律儀なんですね…。(笑)

 

 

14年目、これからもさらに発展するべく、地道に臨床をつづけて参ります。

 

ご精読、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

| ひなぎくのこと | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0)
クロストリジウム菌とTレグさん

何? なに?

NHKの「人体」シリーズ、ご覧になっていた方は、きき覚えがおありかもしれません。

全7回シリーズで、タモリと山中伸弥教授が司会で、「人体」にまつわるミクロの世界、

現代科学の最先端が紹介されたものです。

 

非常におもしろかったです。

実際の細胞内の映像が高センサーや顕微鏡で捉えられ、私たちの身体の中で繰り広げられる営みが、感動をもって理解されました。

シリーズ全体を通して、身体の各臓器同士が脳とは関係なく「メッセージ物質」をやり取りしているということがテーマで、どの臓器がどのような働きをしているのかということが、取り上げられていきました。

 

第4集は、「腸」が取り上げられ、ここで扱われたのが、表題のお二方です。

かっこいいのです。(笑)はまっています。

まずは各臓器の中でも「腸」は別格、第二の脳と紹介され、神経細胞が脳に続き多く、人体の独立国家だそうです。

腸では、全身の免疫を司り、コントロールして送り出しているとのこと。

体内に入ってきた細菌をただ攻撃するのではなく、敵と味方をより分けたり、

「落ち着いて」とのメッセージ物質を出して、免疫の暴走を押さえるなど、攻撃役とブレーキ役をその巧妙なやり取りでコントロールしているというのです。

 

免疫の暴走とは、アレルギー(反応)ですが、腸という水戸黄門が、腸内細菌という助さん、免疫細胞という角さんを従えて、どう折り合っているのかという物語です。

シリーズ第7集、最終回に、ガン細胞が「攻撃を止めて」とメッセージを出すと、免疫がそれを聞き入れて攻撃を止めることがあると紹介され、それぞれの細胞が意志を持ってやり取りしていることなんだと、理解されました。

そうなると、是非とも我々の「腸」さんには賢く有ってもらわねばなりません。

 

免疫の過剰な暴走を抑えるとても賢い免疫細胞「Tレグ」さんが発見され、そのTレグさんを誕生させるのが、クロストリジウ菌なのだそうです。クロストリジウ菌といってもその種類は100種類もあるそうで、その中のひとつなのだとか。

そしてここからが大事なところですが、クロストリジウ菌が「落ち着いて」との物質を免疫細胞に届けて、Tレグさんを誕生させるにはその栄養となる「食物繊維」が必要なのだと。

クロストリジウ菌がないことで難病が発現しているとの仮説により治療が進められていることや、日本の若い修行僧のアレルギーが精進料理によって改善していることが紹介されます。

なんと、日本人のクロストリジウ菌は世界平均の4倍という数字が示されました。

なので長寿なのかもしれませんね。

ただ、現代の食生活が日本人の培ってきた体質の恩恵を崩し始めているかもとも言われます。

 

私事ですが、いままで身体に入れるものは良いものをとの意識は母親のお陰で強くあったものの、さすがにここまでの認識、意識はありませんでした。

これらの情報を機に、食生活を変えました。

朝食には玄米を、お昼は消化のよいもので、夕食は軽め。

いい感じです。

今の時期、食材も美味しく、毎日の食事が楽しみでなりません。

美味しいものは、美味しいですね。

そして体が喜んでいるのが分かります。

身体の中に何を送り込んであげるか、それは意識的に考えられること、その後はお任せです。

機嫌よく快調に働いてくれていること、

優秀な「Tレグ」さんに感謝です。

 

そうそう、腸さんには訓練場があり、わざわざ細菌を取り入れて、免疫細胞に細菌の色々を学習させることをしているそうです。

そうして学習した免疫細胞が全身に送り込まれるのですって。

一度、学習したいい形を、維持し、遂行していってくれる身体さんに、絶え間なく良い食材を提供していくこと続けたいと思います。

 

クロストリジウ菌さんとTレグさんに良くしていただいているお話でした。

| 昨今の私 | 17:42 | comments(0) | trackbacks(0)
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