ひなぎく心理ルームでは臨床心理学の立場から、いろいろな心の「悩み」や「葛藤」、「違和感」などに対してお話を充分にお聴きし、共に見つめ、整理しながらカウンセリングを進めていきます。
2024年が始まりました

2024年が幕を開けました。

みなさまはどのように新年を迎えられたでしょうか。

 

元旦に能登半島地震が発生して、のちには航空機の事故も発生するなど、

案ずる思いとともに新年を迎えることとなりました。

能登半島地震で被災された方にこころよりお見舞い申し上げます。

 

元旦には下鴨神社に初詣に行き、そこから地元の神社にもお参りに行き

自宅に帰りつくと地震の発生を告げる画面に遭遇でした。

 

下鴨神社です。

 

おみくじは、夜明けを告げる内容のものばかりでした。

いただくおみくじは例年決まっているのですが、その内容が違うことがなく、

そろうことには毎年驚きです。

 

おみくじには、一度つぶれたものが復活するとありました。

つぶれたもので思いつくことがいくつかあるのでどうなっていくのかと思います。

つぶれたものがいくつかあるのか・・・生きるとは上がり下がりです。

 

感動は苦があって成り立つもの。

苦があってこそ、本当にありがたい。この上ない思いになります。

ありがたいは、やはり有難いなのですね。と、つくづく思います。

 

それにしても天災の苦はいかばかりのものなのでしょうか。

私は、阪神淡路大震災の時に5強の揺れを体験したのみで、

当時、震災後に2年間大阪や西宮でボランティアでの活動をしましたが、

傾いたビルや被災した方のお話を聞いても思いを馳せることが全く及ばないと思い、

「私にはその苦はわからないんです」と伝えることしかできませんでした。

でもそう伝える私に、体験されているこころの苦を明かしてくださいました。

その方々の、子どもたちの言動から、

実感として私に伝わってくる情緒体験をしたこと(のみ)でした。

 

激動の年明けとなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ひなぎく心理ルームは、来年度4月をもって20周年を迎えます。

これからも粛々とその営みを継続してまいります。

 

皆様にとりましてもこの一年が実り多き一年となりますように願っております。

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

暖冬とはいえ、お身体たいせつにお過ごしくださいませ。

| 時事 | 16:26 | comments(0) | -
2023年を振り返る

すっかり日が暮れましたが、お約束通りアップいたします。笑顔

今年ものこすところあとわずかとなりました。

私の2023年を振り返ります。

 

2023年も、ひなぎく心理ルームでの臨床を無事終えることができました。

年が明けてからも私の臨床実践の中核として励むことです。

 

そして、2023年の新しい活動は社会福祉法人での研修委員長の任でありました。

適当に程よく…が、できない私にはたいへんな苦も存在しましたが、

そこは私の辛抱のしどころでなんとか形になって年を越すことができそうです。

今までと勝手が違うことで周囲も巻き込み小改革に突入です。

よりよくなるには避けられない振動を立ち位置は違えど皆で体験したことでした。

 

次に、

いきなりの写真の登場です。

12月11日(月)巡拝に行った比叡山延暦寺です。

いつも東山にそびえる比叡山を眺めていることですが、参拝は初めてのことでした。

 

自宅から車で30分ほどで到着です。

東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)というエリアがあり、

東塔にある国宝殿や眼下にみえる琵琶湖の景色なども含めて、

じっくりと1日かけて巡拝しました。

延暦寺内にある喫茶ではお抹茶の梵字ラテをいただいきました。

 

         この喫茶(延暦寺会館内)からの琵琶湖の景色です。

         曇り空でしたので目をこらしてイメージで補っていただきますように。

 

東塔にある、阿弥陀堂です。

 

私が最も心惹かれたのは、西塔の「浄土院」(最澄の御廟)です。

その空間の次元が違いました。

 

最後に行った横川エリアでは、横川中堂の中で一人で参拝していて、

シンプルな一つの空間の中をくるっと回るだけなのですが、

少し展示物を見るために逆行したことで、

出入り口の一つ手前の角を出入口と勘違いしてしまい、

お堂の門が閉まってしまったとパニックになり、

「すみません〜」と叫ぶ始末。

すぐに出入り口の売店におられた上人さんが「は〜い」とお返事をくださり、

お堂の中で合わせていた手をそのままに、

「すみません、出口がしまったかと思ってしまって」と、

お詫びに微笑みで最後の参拝を終えました。

方向音痴というものはこういうところでも発揮されます…。(笑)

 

この巡拝は、私のお礼と励むことの誓いの巡拝でした。

 

ひなぎく心理ルームにお見えくださる方は、自力で当ルームを見つけて来られる方と、

紹介で来られる方があります。いつもご紹介くださる個人の医院様は、

患者様が飽和状態で新患さんをとれないのだと、秋のご挨拶時にお教えくださり、

自ずと当ルームに紹介してくださる方もなくなってしまうことです。

そのような中、当ルームの方々も、

自身で思いを巡らせて自ずと言動を選択できるようになられた方は終了となります。

 

そこで、2024年4月より私は、スクールカウンセラーとして比叡山延暦寺学園、

比叡山中学校高等学校にお世話になることとなりました。

たいへんありがたいご縁に感謝の思いでいっぱいです。(月・金の終日勤務予定です)

開業臨床と学校臨床と社会活動と研鑽を推し進める2024年となります。

 

研鑽も今まで通りこの上ないありがたい環境の中で頑張ります。

査読の返信が遅いのが難ですが、致し方ありません。

ここも融通の利かない私で、ひとつづと思ってしまい、次の論文には行けない私です。

のちにはこのあたりの融通は利くといいのですが…。

投稿してから2年が経過しました。私の改稿に8ヶ月を要しましたが、

留め置き18ヶ月は勘弁です。

まだまだ留め置き更新中。と、ぼやきで新年を迎えるのもなんですが、

私にとっては大切な大切な取り組み事であり、生活設計にも直にかかわることです。

お忙しいこととは思いますが、よろしくお願い申し上げます。と伝えたいです。

100%伝わりませんが。(笑)

 

師の定例セミナー以外の研修、2月23日はすでに仕事ありですが、

3月10日はオンラインで参加予定で楽しみなことです。

また、私には直接の関係はないことですが、4月から精神分析協会の関西でのセミナーが、

開始されることも、いよいよ関西を拠点とした活動がはじまるのか!と喜んでおります。

 

2023年の思いのたけを書かせていただきました。

 

何より、当ルームに足を運んでくださる方に感謝です。

私にとっても当ルームの存在があっての私であると思っています。

 

それでは、皆様もどうぞよいお年をお迎えくださいませ。

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

感謝です。

 

| 時事 | 16:05 | comments(0) | -
今夏の出会い

毎日、大変な暑さですがみなさまにおかれましては、

いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

しばらくぶりのアップとなりました。

 

コロナ禍で身動きがとれなかった状況から動きがとれるようになり、

久しぶりのひとに会う、ということも増えておられるのではないでしょうか。

 

今夏、ひなぎく心理ルーム主催の研修会を初めて開催しました。

参加者を得て無事かいさいすることができました。

参加してくださった方との出会いは私にとって記念すべきものとなりました。

今後、研修へのご意見などをいただきながら次回の研修につなげたいと考えています。

 

もう一つの出会いは、↓これです。

       

       

川端通にかかる橋を車で通っていると四つ足の???何??と。

グル〜ッと回って、安全なところに車を停めて見に行きます。

まぎれもなくシカです。

え〜〜〜っ、高野川でシカを見るのは初めてです。警察に連絡しないといけない??

 

え〜〜〜〜っ、こんなにいる。のべ4頭もいます。

 

     

私は橋から写真をとります。橋の上を人がちらほら平然と行きかいます。

???と、わたし。

犬の散歩をしながらこちらに向かってきた女性に声をかけます。

「 シカなんですけど・・・」

「 はい、いつもいるんですよ」「 え〜〜〜そうなんですか 」

「 ええ、毎年、4月にばバンビちゃんが生まれるんですよ 」

「 どこからきてるんでしょうか 」

「 どこでしょうね?あの山か、夜遅くにもそこらにいるときもあるしね 」

「 そうなんですね、じゃあ、これ見慣れた景色なんですね 」

「 ええ 」「 何十年か近くにすんでいるのにはじめてみました。じぁ、警察に言わなくていいですね」

(笑)(笑)「いわなくていいですよ(笑)」

 

こんな出会いもありました。

その方がおっしゃるにシカは、ある橋からある橋の間にだけ毎年あれわれていて、

それ以外のところにはいかないそうです。

今夏、今、岡山に住む友人にこのことを話すと、

シカは害獣で駆除の対象とのこと、増えて大変になってないの?と。

 

情報を下さった方の様子では、ほのぼのとしたいつもの光景といった感じでした。

京都ニュースでもなんら聞いたことないしな…。

どうやら地域の人とシカは共存しているようです。

また見に行ってみようとおもいます。と、思っていてもときが経つことですが…。

 

それでは、みなさまにおかれましても夏バテなされぬようご自愛くださいませ。

いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

| 時事 | 18:18 | comments(0) | -
猛暑と換気

7月に入りました。

厳しい暑さですが、みなさまお元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

明日からは、やや気温もさがり少し雨も混じるようです。

梅雨はたったの13日間でしたので、少し雨模様が恋しいほどです。

 

それにしても6月は暑かった…。

京都は盆地なので、梅雨の時期は湿気がたまり、身体にまとわりつくようです。

今年はそこに強烈な暑さが加わり、さながらスチームサウナ状態でした。

 

スチームサウナ京都(笑)は、はじめての体験でした。

それもそのはず、6月の気温では観測史上もっとも高温になったのですから。

 

エアコンの効いた室内は快適ですが、

今は換気が大切なので、ひとの出入りがあるとすぐに、

玄関のドアの解放に、台所の換気扇をまわし、室内の小窓もあけ、

ベランダの扉を全開(網戸あり)します。

ワンルームの室内は、あっという間に風が通って換気完了!!

 

そうすると当然のことながら(室内にある3つの時計のうち)、

2つのデジタル時計の温度・湿度計の数値は、上がります。

仕方がないです。

また「ご〜〜〜ッ」と、急冷です。

 

室内換気後の6月の湿度計は、70%を超えていることもしばしばでした。

「え〜〜〜」と、言いながら少し笑って、ドアノブ拭いて、

テーブル拭いて、そのほかもろもろの準備をととのえ、次の方をお迎えします。

そんな6月でした。

 

スチームサウナ京都、なにかのチームの名前みたいですね。

(笑)

たわいないお話でした。

 

それでは、みなさまにおかれましてもくれぐれもご自愛ください。

いつもおたちよりいただき、ありがとうございます。

| 時事 | 19:46 | comments(0) | -
2022年新年明けましておめでとうございます。

冷え込む年末年始となりましたが皆さまにおかれましては、

健やかで和やかなお正月を迎えられたことと存じます。

 

本年も微力ながら精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

コロナ禍3年目となりますが、変わらない感染症対策を講じつつ進みたいと思います。

当ルームも4月で18年目に入ります。

地域に根差した相談室としてこれからも機能していきたいと思います。

 

本年が皆さまにとって実り多き一年となられますことを心より祈念いたします。

 

お立ち寄りいただきありがとうございます。

 

| 時事 | 13:23 | comments(0) | -
さくら

「ほら、咲いたよ!」

 

「ほら、咲いてるよ!」 

 

満開です。

 

高野川沿いの桜並木は、今頃、桜吹雪。

 

昨日、高野川沿いには及びませんが、ご近所さんの見事な桜並木を発見しました。

桜並木の足元にチューリップがさらなる花を添(笑)、久しぶりに写真を撮りました。

久しぶりの写真のアップ、仕様が変わっていることに対応できず、

どうしてもこの写真の向きを変えることができません…。

SOSではありませんので、ご指南には及びません。

時間をかけて調べれば解決できることですので。

ただ、この度は、

未解決のままでのアップ、クスッと笑って、ご寛恕ください。

 

 

 

首がこきッとならないように、お気を付けください。

 

さくらどころではないなぁとの思いでしたが、

「ほら、咲いてるよ!」って、目の高さに咲き誇る見事な桜に圧倒され、

笑顔のさくらに笑顔をもらいました。

 

皆様におかれましても、どうぞ健やかに過ごされますよう、こころより祈念いたします。

お立ち寄り頂きありがとうございます。

 

| 時事 | 12:55 | comments(0) | -
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